みなさん、こんにちは。虹ネMKです。
今回は、YouTubeライブ配信の舞台裏をご紹介したいと思います。
ライブ配信はご視聴いただいている皆さんと一体感がある魅力的なコンテンツだと思います。
一方で、ライブ配信がいかにむずかしく、魅力的か、身をもって経験いたしました。今回は、そんなライブ配信のむずかしさ、事前準備の内容、そしてライブ配信の魅力についてご紹介できればと思います。
ライブ配信は厳しい世界
個人的にライブ配信は、動画投稿よりも遥かに厳しい世界だと考えております。なぜなら、ライブ配信は動画編集ができない一発勝負の世界だからです。
もちろん、ライブ配信は、BGM、効果音、テロップで誤魔化すことができません。そのため、リアルタイムで面白い映像をつねに届ける必要があります。
テレビの生放送でも「グダグダだな」と思うときがありますが、私のような素人がライブ配信すると、より露骨にあらわれてしまいます。なので、徹底した対策が必要だと確信しておりました。
リアルタイムで評価される
ライブ配信の特徴は、リアルタイムで自分の魅力を数字で評価されるところです。
- 視聴者数
- コメント数
- 高評価
これらの数字を横目で見ながらライブ配信をしていると、まともにライブ配信ができなくなります。数字を見ながらライブ配信をしたときの私の心情は以下の通りです。
(視聴者が4人減った!! これは自分がつまらないことを言っているからだ。なにか面白いことを言わなければならない。一体わたしは何を言えばいいんだ・・・!!)
当たり前ですが、こんな心理状態で面白いことが言えるわけもありません笑
なるべく数字を見ず、コメント欄のみに集中しながら話すことを意識したらだいぶ改善されましたが、それでも気が気じゃないことは確かです。
ライブ配信を面白くするのは素人にはむずかしい
友人や家族と話すときはリラックスして、冗談を言えるものです。その人の表情を読み取りながら、相手の興味関心に刺さるように話せば盛り上がるものです。
しかし、ライブ配信は全く状況が異なります。そもそも喋る相手が目の前にいないのです。
もし何もテーマがなくしゃべり続けるのであれば、求められるスキルはお笑い芸人と近いレベルが求められます。しかも、リアルタイムで。
これがライブ配信のむずかしさではありますが、逆に盛り上がった時の高揚感はかけがえのないものです。
ライブ配信の準備
これらの“むずかしさ”を解決するには、「事前準備」がもっとも大切でした。クオリティの高いトーク・配信環境・ゲームプレイをライブ配信するためには、以下の事前準備を徹底いたしました。
- しゃべる内容のイメージトレーニング(家で何回も練習)
- 音響のチェック(マイクの持参・ボリューム調整)
- 画質のチェック(テスト撮影)
- 予告・配信用画像イメージの作成
- ゲームの事前練習(8時間前から現場入り)
慣れたらここまでの準備は必要ないかもしれませんが、初ゲーム生配信時なので、これでも足りないくらいだと思っています。
トークのイメージトレーニング
お恥ずかしい話ですが、家でライブ配信を模擬して、しゃべる練習をしていました。「〇〇さん、ありがとうございます!」や「それは違うでしょw」みたいなツッコミも含めてです。
はたから見たら恐怖だと思いますが、やっといて正解だったと思います。今でも過去の動画を見ながら、ここは〇〇と言うべきだった、なぜこのコメントをスルーしてるんだ・失礼だろ自分、とか思いながら、反省を繰り返しております。
特にテンパったのが、自分のプレイ画面とライブ配信の映像が流れるタイミングに遅延が生じることです。約20秒ほどタイムラグが生じており、リアルタイムの会話が成立しないことが発覚したのです。
もちろんゲーム中もコメントを読むことができないため、画面を見てから一瞬でコメント状況を理解しなければならなかったのです。
そのため、コメントの見逃しや、一人ずつへ挨拶ができず、ご視聴いただいている方に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
今後もイメージトレーニングを繰り返しながら、なるべく多くの方と交流できるように改善したいと思っている次第です。
画質・音響チェック
ライブ配信をする上で最も大切なのが、画質と音質です。ゲームセンター側がライブ配信に対応していることはもちろん、ゲーム音とマイクのボリューム音の調整は動画編集でも難しく、雑音が入らないように徹底調整いたしました。
そのため、わたしはマイクを持参し、最適な音で流せるようにボリュームコントロールをしています。
また、ゲームセンターのスタッフさんにもご協力いただき、カメラ位置や画面サイズの大きさも最適で見やすい環境に整備しています。ゲームセンターのスタッフさんには、感謝で頭があがりません。
ゲームの事前練習
普段は出来の良いプレイを撮影出来たら、それで終わりなのですが、ライブ配信はそうはいきません。なるべく良質なプレイが配信できるように、最もコンディションがよい状態をライブ配信時に合わせる必要がありました。
音ゲー、特にドラムマニアは集中力と体力を使うゲームなので、直前にアップするのは危険と判断しています。そのため、8時間前からゲームセンターに入って、判定タイミングや各パッドの位置を確認していました。
そして、ドラムマニアの練習を1時間程度やり、目の休憩や他音ゲーで感覚をならしながらコンディション調整をしています。
これらの効果は絶大で、自分でも信じられないようなスコアを連発いたしました。そのとき徹底した準備は裏切らないことを確信したのです。
最後に(ライブ配信の魅力)
徹底した準備のかいもあり、想像を超える方(最大288名)にご視聴いただくことができました。
ライブ配信は、チャンネル登録者数の約1%程度の方にご視聴いただけることが基準ですが、大幅に超える約20%(ライブ配信時のチャンネル登録者数1470名)の方にご視聴いただけたのは、奇跡といっても過言ではありません。
また、普段は動画のコメント欄でしかお話しできない方々と、リアルタイムでコミュニケーションをとることができ、わたし自身も非常に楽しい時間をすごさせていただきました。
自分の人生においても、こんなに高揚感を得ることができた体験はなかったため、夜中の3時まで頭が興奮状態だったことは記憶に新しいです。
ライブ配信者はもちろん、ご視聴いただいている方と一緒にライブは盛り上げていくものなので、これからも精進していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。