みなさん、こんにちは。虹ネMKです。
今回は、音ゲーを上達するうえで大切なのは、モチベよりも習慣である理由について述べていきたいと思います。
ところで、みなさまは、音ゲーに対して目標はおもちでしょうか?
「GITADORAの虹ネームになりたい」「IIDXの皆伝になりたい」などがあると思います。
これらの目標を実現する上で「モチベーションが大切」という話がよくありますが、わたしも同じ意見です。
しかし、より本気で目標を達成したいと思うのであれば、モチベーションよりも習慣化が大切ということを今回はお話したいと思います。
理由① モチベーションには波がある
モチベーションが高い状態が理想系
モチベーションが高いときは、活気に満ちあふれ、高い集中力でプレイすることができます。
そのため、「音ゲーが上達する」→「楽しくなる」→「モチベーションが上がる」といった理想的な状態であることは間違えありません。わたしもこの循環に入るときは、音ゲーが楽しすぎて、普段の生活さえも活力に満ち溢れ、イキイキすることがよくあります。

また、音ゲーは集中力が重要であるため、モチベーションの高い状態でプレイすると有利です。(もはや、スポーツです。)そのため、モチベーションは音ゲーにおいて非常に重要なのです。
モチベーションが高い状態をキープするのは困難
ここで疑問なのですが、普段から高いモチベーションの状態を維持することはできるのでしょうか。もちろん、高いモチベを維持することは理想ですが、残念ながら理想と現実の間には、少しギャップがあるように思われます。
たとえば、以下のようなシチュエーションで、音ゲーに対して高いモチベーションを維持することができるでしょうか?
- 失敗できない大学受験の真っ最中
- 就活でお祈りメールの嵐
- 多忙な仕事・残業の日々
- 仕事後の資格取得に向けた勉強の日々
- 好きな人や、恋愛に関するトラブル
- 職場のイライラ or 胃がキリキリする人間関係の状態
シチュエーションによっては「音ゲーやってる場合じゃないだろ!」というツッコミもあるかもしれませんが、わたしはどのシチュエーションにおいても、確実に音ゲーのモチベーションが低下します(笑) もちろん、理想は高いモチベ維持なのですが、現実はそんなに甘くないことがわかりました。
モチベーションが低くなると人は簡単に目標をあきらめる
このようなTHE モチベーションが低い状態でプレイすると、負のスパイラルが生まれます。具体的には「集中力が欠如する」→「上達しない」→「つまらなくなる」といった最悪な循環です。

そんな上達しない日々、つまらない日々、集中できない日々がつづくと、人は音ゲーを続けること自体に疑問をもつのです。「本当に自分はうまくなるのか?」「何のために、うまくなる必要があるのか?」などなど、きりがありません。
わたしも何度となくこの循環にはまりました。それは音ゲーだけでなく、英語や資格においても全くおなじです。そこで、わたしは気づいてしまったのです。
人はモチベーションが低下した瞬間に、いとも簡単に目標をあきらめる。
残酷なことに、世の中にはモチベーションを下げる要因がたくさんあります。しかも、避けて通ることは非常に困難です。
それでも強い意志をもって「絶対に高いモチベーションを維持するんだ!」というのは、もしかしたら可能なのかもしれませんが、あまりにも現実とギャップがあるのではないでしょうか。
理由② モチベーションが低いと時間を割かない
音ゲーのモチベーションが高ければ、最優先で音ゲーに時間を割きますが、逆にモチベーションが低いときはどれくらい時間を費やすでしょうか?
もちろん、優先度はさがり、プレイ回数も減ります。
結果的に、試行回数が少なくなるため、今までの1ヵ月・2ヵ月・3ヵ月の成長に比べて、あきらかに見劣りする成長に変わってしまうのです。
モチベーションが高いときは想像もしていなかった「全く成長できない期間」が、現実問題おきてしまうのです。あの時の、音ゲーに対する熱意はどこへやら・・・というのは、あるあるだと思います。
もしかしたら「全然成長しない期間があった」の本質は、「プレイ回数が減ったことが原因」だなんてパターンも十分にあるとおもいます。
理由③ 習慣はモチベーションに左右されない
一方で習慣化されていることはモチベーションに左右されません。たとえば、「今日は面倒だから仕事いくのやめよう」とか「トイレいったけど、今回は手を洗うのはやめよう」といったことには、ほとんどの方はならないと思います。(そう信じています!笑)
このように習慣化されていることは、たとえ面倒であっても・多少つらくても、大抵のことは続けられれます。そこにモチベーションがあるかというと、一切関係しないのです。なんなら、やらない方が違和感がある・気持ち悪いといった感情になります。(人間って不思議です。)
極端に思われるかもしれませんが、本気で音ゲーの上達を目指すなら、この習慣化された領域に到達することが一番確実かつ手っ取り早いのです!
言ってしまえば、雨が降っていても、気分が乗らなくても、習慣化されていれば自然と足はゲームセンターに向かいます。
もちろん、日によってモチベーションの強弱はあるかもしれません。日によっては調子がよかったり、日によっては悪かったりすることもあります。
しかし、もっとも恐れるべき「目標を達成する前にやめる」ということだけは避けることができます! その日のプレイが良かった・悪かったは、結果的にあとで考えればいいのです。(本当はだめなのですが、まずは習慣化が最優先です。)
なので、わたしは日々のモチベーションやコンディションに影響されることを前提でプレイすることを意識しています。もちろん、調子がよければたくさんプレイしますし、悪ければすぐにやめてしまいます。ただ、ゲームセンターに行かないという選択肢だけはないのです。
習慣化するためには行動と紐づける
とはいえ、習慣化させるためにはコツが必要です。その1つが行動と行動を紐づけることです。みなさんも、トイレにいったら、手をあらうと思います。そんな軽い調子で行動と行動を紐づけるのです。
- 会社がおわったらゲーセンに向かう
- 火曜2限の授業がおわったらゲーセンに向かう
- ブログを書きおえたらゲーセンに向かう
- 土曜日の朝は、起きたらシャワーをあびてゲーセンに向かう
- 友達と遊びにいく1時間前に家を出て、ゲーセンによってから目的地に向かう
これらは極端につらいわけではなく、ごく自然に行動できると思います。これが習慣化のコツです。またこれは余談ですが、わたしは大きな負担にならないように逆のパターンも用意しています。
- 動画の編集が終わらなかったらゲーセンに行かない
- 残業が21時を越したらゲーセンに行かない
確かに1秒でも早く上達したいという気持ちはありますが、それが体や心の負担となりすぎて、習慣を継続できないリスクは極力減らすようにしています。むしろ、心身ともに限界をすぐに突破する習慣は、習慣ではなくただの無茶です。
習慣化させるためには環境をつくる
また、これらの行動を促すためには環境を整えることも重要です。特に阻害要因となるような環境はなるべく避ける必要があります。
たとえば、ゲームセンターから1時間以上離れたところに住んでいた場合、気持ちよくゲーセンに足を運べるでしょうか。さすがに厳しいですよね。そのため、なるべく行動しやすい環境づくりも非常に大切です。
- ゲームセンターに向かいやすい場所に住む
- 音ゲーの友人をつくる
- 家庭用ゲーム機をそろえる
手段はいくつもあると思いますが、なるべく行動するためのハードルを下げておくことが重要です。
新しい習慣を作るためには悪い習慣をなくす
時間には限りがあります。1日は24時間ですし、それ以上でもそれ以下でもありません。なので、1日をどう使うかが大切なのです。
もちろん、仕事だってありますし、家族・恋人・友人と過ごす時間も大切にしたいです。睡眠時間を減らすことも、結果的に体力や集中力が落ちるため、普段の生活においても、音ゲーにおいても、効果的とは思えません。
なので、音ゲーを習慣化させるためには何かを捨てないといけないのです。
いやいや、「家族と過ごす時間を減らせというのか!?」「友達と遊びに行くなというのか!?」というと、そういうことを言いたかったわけではありません笑 わたしの言いたかったことは、以下の通りです。
無駄な時間(悪い習慣)を削って音ゲーの時間を確保しましょう。
たとえば、テレビ、Twitter、インスタ、Facebook、NETFLIX、YouTube、他のゲームなどなど、あげたらキリがない無駄な時間を過ごしていることはありませんか?(Youtubeに取り消し線が入っているのは、私がYoutuberだからご了承ください笑)
「この無駄な時間を音ゲーに費やしましょう!」というのが私の提案です。
ぜひ一度でいいので、1日でSNSや動画コンテンツに割いている時間を計ってみてください。平気で1、2時間はいっているので驚愕です。
わたしも失敗談があります。NETFLIXで、どうしても見たい番組があったのです。(範馬刃牙です笑)そしたら、ものの見事に時間を吸い取られ、本来やりたいこと(音ゲーやYoutubeの動画作成)ができなくなったことを昨日のように思い出します。
そのため、2週間後にNETFLIXをアンインストールし、速攻で解約いたしました。あれが続いていたと思うと、今でもぞっとします。
このように、悪い習慣をなくし、有意義な習慣を作る努力をすることを強く推奨します。
最後に
わたしは音ゲーがうまくなることが全てだとは思っていませんし、楽しむことが一番大切だと思っています。
でも、せっかく楽しむなら、自分の人生において役に立つようにしたいと思いました。
その結果、私は人生において音ゲーを何に役立てようとしたかと言うと「自分で立てた目標を達成する力」です。(変わってますよね・・・笑)
そして、「自分で立てた目標を達成するためには、モチベに左右されてはいけない」ということに身をもって気づきました。音ゲーをやってなかったら、モチベに左右され続け、目標を達成する前に諦める癖がついていたと思います笑 (とはいえ、続けることは非常に難しく、同じ過ちをおかす可能性はいつだって十分にあります。)
なので、私にとって音ゲーは、熱心に取り組む価値があるものであり、逆に言えば学ぶことがなくなったと感じた瞬間が、事実上の音ゲー卒業式だと思っています。その時は、目標や成長ではなく、純粋に音ゲーを楽しむ1プレイヤーとして活動したいと思います笑
以上となります。参考になれば幸いです!
コメント
[…] 特に行動と行動を紐づけると習慣化しやすいです。この習慣化の方法については、「音ゲー上達において『モチベ』よりも『習慣』が大切な3つの理由」の記事をご参照いただくと、よりよいと思っています。 […]