みなさん、こんにちは。虹ネMKです。
今回は、ギタドラの「ドラム上級者の近道のコツ」について紹介させていただきます。
ギタドラのドラム上級者になるには、プレイ回数だけでなく練習方法も重要です。今回は、少しでも皆さまが早く上達できるように、そのノウハウをお伝えできればと思います。
ドラム上級者とは
超勝手ながら、わたしはギタドラの実力を大きく5つに分けています。
スキル | 実力 |
---|---|
0~5,000 | 初級者 |
5,000~7,499 | 中級者 |
7500~8,499 | 上級者 |
8,500~8,999 | 超上級者 |
9,000~ | 神 |
その中でも今回は、初級者・中級者向け(スキル7500以下の方向け)の記事となります。とはいえ、基本的な考え方は上級者になっても同じだと考えておりますので、よろしければ最後までご覧いただければ幸いです。
踏み方について
真ん中を踏む
みなさんは、バスドラムのどこを踏んでいますでしょうか? あまり意識しないポイントですが、実は正解があります。

正解はバスドラムの真ん中です。
なぜ真ん中がよいかというと、最小限の動きでバスドラムを反応させることができるからです。
奥で踏めば踏むほどバスドラムを反応させるまでのモーションが大きくなります。たとえば、高速なバス連打に対応できなくなり、どこどこ系譜面の途中で疲れてしまう結果になります。

高難易度になれば、バスドラムを高速で踏むことを余儀なくされます。そのため、はじめから真ん中を踏む癖をつけていただくことが上級者の近道です。
左足を練習する
左足がむずかしいことはよく理解していますが、左足ができないまま放置するのは非常に危険です。
V時代にやりこんでいた方であれば、手譜面だけで虹ネームというケースもありますが、最終的には左足ができないと詰みます。
ギタドラのドラムの難易度は、左足があると高難易度になりやすい傾向にあるため習得しておくと超有利です。
具体的に練習していただきたいのは、「交互踏み」と「一定踏み」です。この2つをマスターしていただくと、できる楽曲の幅が広がります。
交互踏みのおすすめ練習曲
一定踏みのおすすめ練習曲
叩き方について
得意手順を増やす
ドラム譜面の高難易度は「複雑でよくわからないもの」に見えるかもしれませんが、実態は少し違います。その譜面のほとんどは、基本的な手順を高速で叩くか、少し応用系の譜面が降っていることがほとんどです。
なので、さまざまな手順を自然と楽にできるようになることが上級者の近道です。
たとえば、以下の譜面をみなさんはどのように叩くでしょうか?

実はこのたった4つのノーツにおいても、叩き方は人それぞれです。

では、以下のように1つノーツが増えたらどうなるでしょうか

おそらく、パターンBの方は相当きついと思います。

次の譜面はいかがでしょうか。

今度はパターンBが理想系です。パターンAはかなり無茶な手順となります。

次の譜面はいかがでしょうか。

この場合、パターンCは理想系ですね。パターンBは体制をキープするのが難しいと思います。

このように、たった4つのノーツの拾い方でも叩きやすい・叩きにくいが出るのがドラムの面白いところです。
ケースバイケースで正解が異なるため、得意な手順を増やしておくと、さまざまな応用系に対応できるため有利です。逆に1つの方法でしか叩けないと、成長がストップしてしまいます。
特に中級者の方に習得してほしいのは以下の通りです。
・追い越し

・3色のシングル

・簡易な3連のシングル

これらは応用のきく手順となります。完璧にできる必要はないのですが、地力をつける練習としては効果的です。
モーションを最小限にする
簡単な楽曲をプレイする際に、手足のモーションを小さくすることをおすすめします。リラックスして、軽く叩けるようになることを意識しましょう。
高難易度になればなるほど、大量のノーツを叩かなければならないため、手がおいつかない(疲れて叩けない)という事態が発生します。
この状態を避けるためにも、必要最小限の力で叩けるように練習することが大切です。
簡単な楽曲からでよいので、モーションを小さくする努力を日々していただけると、上級者の道は近いです!
練習方法について
基本的には適正難易度付近(Sランクを初見でとれる)を練習していただくことをおすすめします。2クレジットに1回程度は、適正難易度よりもレベルの高い曲にチャレンジし、適正難易度を少しずつ上げていくのが基本です。
フォルダ埋めは非効率
「レベル7.0-7.49のフォルダを埋めて地力を上げると良い」というアドバイスをたまに見受けますが、個人的にはおすすめしません。
ドラムは他のゲームと違い「ランダム」というオプションが存在しません。毎回、同じ譜面を叩くのが基本です。
また、このゲームはドラムのシミュレーションゲームであるため、ドラムの法則を無視するような譜面は多く存在しません。
そのため、基本的なパターンを正確に叩けることのほうが重要です。
これらを身に着けるためには、基本に忠実な譜面が確実に叩けることが最優先です。難解なリズムや複雑なフィルは、基礎が固まってから攻略することをおすすめします。
フォルダ埋めをしていけば、もちろん基本を習得できるとは思いますが、ジャズ系やゲーム譜面のような、あまり頻出度が高くない譜面も練習することになり、非効率だと考えております。(ごった煮状態です。)
おすすめ練習方法
わたしは2つの練習方法をおすすめします。
- ライバルのスキル対象曲 or gsv.funの稼ぎ曲をやる
- 1曲ずつ小さな目標を立ててクリアしていく
gsv.funとは?
gsv.funとはGitadora Skill Viewerというサイトです。自分のスキル表を共有・他の人のスキル表を見ることができます。また、スキル帯に応じた対象曲のランキング(稼ぎ曲)も公開されており、大変参考になるサイトです。
稼ぎ曲を中心に練習する理由
なぜスキル対象に入りやすい楽曲を中心にプレイするかというと、癖が少ないからです。
癖が少ないと、必然的にコンボ・パフェを出しやすいため、スキル対象曲に入りやすい傾向があります。つまり、基本的な譜面が多いのです。
スキル厨のように思われるかもしれませんが、稼ぎ曲とはいえ楽曲によっては特徴があります。左足が多かったり、どこどこがあったり様々です。
しかし、それらの特徴がある中でも癖が弱い譜面なので、練習曲としては超おすすめです。また、良曲やリズムがとりやすい譜面が多いため、心が折れるリスクも減らせます…笑
1曲ずつ小さな目標を立てる理由
稼ぎ曲を中心にやっても、スキル対象に入らず、壊滅的なプレイになることも多々あります。しかし、よほどの高難易度でない限り、複数回プレイしていただくことをおすすめします。
なぜなら、スキル対象に入りやすい譜面は、反復練習をする価値のある譜面がほとんどだからです。
たとえば、達成率85%以上など、自分の中で小さな目標を立ててクリアしていきます。そうすると、他の人が得意としている譜面も同時に攻略することができ、いわゆる地力がついた状態となります。
最後に
今回ご紹介させていただいた上達法が楽しいと感じるか、つまらないと感じるかは人それぞれだと思います。
作業のように練習するのであれば、集中力や攻略意識が欠けるため、おすすめできません。本来、人は「なりたい姿」があって熱中するからこそ上達するものだと思います。
ご紹介した方法が、それにほど遠いようであれば、自分のオリジナルの練習法を試行錯誤で考えながらプレイするのも楽しみ方の一つです。
あくまで参考にしていただき、自分にマッチしているものがあれば取り入れていただければと思います。
ありがとうございました!